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■ トマトにメタボ効果
メタボ改善にトマト!1食2〜3個で効果
メタボリック症候群を改善するのに有効な脂肪の燃焼成分がトマトにあることを
京都大などのグループが解明しました。
河田照雄京都大教授(食品機能学)らがマウス実験で検証し確認。
人間の食事に換算すると、生トマトなら1食に2〜3個、
成分が凝縮されるトマトジュースなら1食に200ミリリットルで効果がでるそうです。
メタボリック症候群は中性脂肪が増加する脂質異常が一因。
グループの河田教授は「トマトの成分で直接的に脂肪を燃やす効果が見られたのは初めて」とコメントしました。
もともとトマトには油分の軽減や代謝の促進効果があると言われて、
トマトを多く摂取する欧州の8カ国でデータを取ったところ、
なんと動脈硬化が少ないなどの結果も出ていました。
河田教授らは6年前から、農林水産省などによるトマトの研究プロジェクトに参加。
トマトが含んでいる中性脂肪を下げる成分の発見に力を入れてきました。
河田教授らはトマトの成分を細かく分け、ジュースや果実から脂肪を燃焼させる遺伝子を活性化する物質を探索。
リノール酸の仲間である「13―oxo―ODA」という物質にその効能があることを突き止めました。
1日当たり、0・002グラム加えた計4グラムの高カロリーの餌を肥満マウスに4週間与え、
中性脂肪量と血糖値を測定。
高カロリーの餌だけを与えた肥満マウスと比較。
その結果、中性脂肪は血中と肝臓で共に約3割少なく、血糖値は約2割低くなり
肝臓での糖質の吸収が良くなり、血糖値も下がったとみられます。
■ 注意点
河田教授によると、前出しましたがマウスが摂取した量は人間に換算すると「1食で生トマト2〜3個」。
成分が凝縮されるトマトジュースなら「1食200ミリリットルぐらい」に換算されます。
ただ、トマトジュースには食塩を含んでいるものもあることから
「ジュースは注意して飲んでほしい」と話しています。
しかし野菜のなかでもトマト嫌いな人が多いのも事実です。
そこで、有効成分の他にベストマッチな栄養素をプラスした、
サプリメントの登場です。